2016年4月18日月曜日

Raspberry PI GPIOピンで入力設定にする場合の注意点

Raspberry PIのGPIOピンで入力設定にする場合の注意点

環境:Raspberry PI 2, raspbian jessie

Raspberry PI 2のGPIOピンのレイアウトは以下
https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/gpio/

・ピン番号はSDカード挿入口に一番近いピンを1、対角線上の反対側が40
・GPIO番号(ピン番号とは違う)は上記サイトを参照
・GPIOの電源投入時のプルダウン/プルアップ状態はピンによって違う
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hnw/20150607
・接続方法を間違えると、ショートしRaspberry PIがこわれる。
(参考:https://tool-lab.com/make/raspberrypi-startup-22/


例として、GPIO3にスイッチを接続する場合の安全と思われる接続方法は、
GPIO3 -> 330Ω -> SWITCH -> GND
などが考えられる。

解説:
GPIO3は電源投入時、入力モード+プルアップ(1.8kΩ)となる。SWITCHがオフの場合、GPIO3にかかる電圧はプルアップ接続されている3.3Vがかかり、HIGHとなる。SWITCHがオンの場合、GPIO3にかかる電圧は分圧により、約0.5V(= (330Ω / (1800Ω + 330Ω)) * 3.3V) がかかり、0.8V以下となるため、Lowとなる。また、GPIO3が設定ミスで出力モードで電圧が出力された場合、10mA(=3.3V/330Ω)が流れるが、最大定格(16mA)以内のため、安全と考えられる。

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